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講座4 東国武士の勃興 <対面・講義>

全5回 10月3日/10日/17日/24日/31日

講  師 犬飼 智
曜日 時間 木曜日 13:00~14:30
定  員 60 名
会  場 相模女子大学構内
受 講 料 7,500円
締  切 2024/9/19 17:00
持 ち 物 筆記用具

まなびの会会員先行受付開始 8月7日(水)
一般受付開始        8月15日(木)

ここでの「東国」とは関東地方を中心に甲信東海あたりを意味します。東国では武士が勃興し鎌倉幕府を作り上げます。その東国武士勃興の過程を古代から後三年の役まで辿ることが本講座のテーマです。昨年までの講座では、源頼朝から実朝までをテーマとして取り上げてきましたが、本年はその前史を扱うことになります。これまでのように毎回年表・史料(現代語訳付き)などが掲載されたプリントを配付いたします。

10月3日 1)防人の歌
東国は、古代から精強な兵士で知られていました。律令国家が唐・新羅を防ぐために北九州に置いた防人は東国出身者で構成されていました。
10月10日 2)将門の乱
10世紀の東国では、桓武平氏の一族が武装して広い土地を支配していました。一族間の争いが朝廷への反乱に発展して行きました。
10月17日 3)平忠常の乱
11世紀初め、房総半島で反乱を起こした平忠常を源頼信が鎮圧しました。頼信の子頼義は鎌倉に館を構え東国の武士たちを従えていきます。
10月24日 4)前九年の役
11世紀半ば、奥州の豪族安倍氏が反乱を起こしました。源頼義・義家親子は、東国武士を率いて安倍氏と戦い苦闘の末に勝利しました。
10月31日 5)後三年の役
11世紀末、源義家は、前九年の役で協力した清原氏の内紛に介入して、激しい戦いの末勝利します。朝廷は力を強めた義家への警戒を強めます。

 

  

講師紹介

fbt
講 師犬飼 智
肩 書 相模女子大学 非常勤講師
経 歴 東京大学文学部卒、同大学院単位取得退学。文学修士、日本中世史専攻。共著『中世の村落と流通』(吉川弘文館)等。

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