講座5 『風土記』を読む -古代日本の人々の生活・信仰・文芸- <対面・講義>

全5回 5月20日/27日 6月3日/17日/24日

講  師 青柳 まや
曜日 時間 火曜日 10:40 ~ 12:10
定  員 60 名
会  場 相模女子大学構内
受 講 料 10,000円
締  切 2025/5/7(水) 17:00
持 ち 物 筆記用具

まなびの会会員先行受付開始 4月1日(火)
一般受付開始        4月7日(月)

奈良時代に日本の諸国でまとめられた『風土記』の伝承を読んでいくことで、古代の人々の生活や信仰、文芸などを、受講生の皆さんと一緒に楽しく見ていきます。併せて、関連する古事記・日本書紀・万葉集の伝承や歌なども見ていくことで、古代の文学を広く取り上げていきます。(昨年の講座とは、別の伝承を取り上げていきます。)

5/20 1)『風土記』とは何か?
はじめに、風土記とは何かを確認した後、風土記の伝承を、いくつか見ていきます。
5/27 2)地名の伝承
現代に残る様々な地名の起源伝承を通して、風土記の世界を身近に感じていきます。
6/3 3)雷神の伝承
風土記をはじめとして、古代文学に散見する雷や雷神の様々な伝承を見ていきます。
6/17 4)浦島太郎の伝承
『日本書紀』や『丹後国風土記』逸文に記された浦島太郎の伝承を見ていくことで、古代人の異界観や神仙観について触れていきます。
6/24 5)『常陸国風土記』の伝承
現存する『風土記』の中では唯一、現在の関東地方でまとめられた『常陸国風土記』の中から、様々な伝承を見ていきます。

 

  

講師紹介

講 師青柳 まや
肩 書 二松學舍大学文学部非常勤講師、日本体育大学体育学部非常勤講師
経 歴 相模女子大学卒業。二松學舍大学大学院文学研究科博士後期課程国文学専攻修了。博士(文学)。著書に『古代日本文学が物語る婚姻・出生伝承』(花鳥社、2020年3月)。最近の論文に、青柳まや「『先代旧事本紀』におけるタカミムスヒの役割について」(東京大学国文学会編『國語と國文學』令和5年10月号)があります。主に、『古事記』や『日本書紀』など、古代文学に記された系譜や婚姻伝承等について、その伝承が書かれた意図について研究している。

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